映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』公式サイト » キャスト&スタッフ

シュヴァル役 ジャック・ガンブラン
Jacques Gamblin

1957年生まれ。演劇学校で学び、地元の劇団で舞台役者となる。その後、パリに移り、TVドラマなどに出演。クロード・ルルーシュ監督の『Il y a des jours…et des lunes』(90)で注目を浴び、『ペダル・ドゥース』(96)でセザール賞助演男優賞にノミネート。今村昌平監督『カンゾー先生』(98)にも出演した。ベルトラン・タヴェルニエ監督の『レセ・パセ 自由への通行許可証』(02)ではベルリン国際映画祭最優秀男優賞(銀熊賞)を受賞した。 その他、ジャン・ベッケル監督『クリクリのいた夏』(99)、ダニス・タノヴィッチ監督『美しき運命の傷痕』(05)、クロード・シャブロル監督の遺作『刑事ベラミー』(09)など出演作多数。ニルス・タヴェルニエ監督とは『グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子』(14)から二作連続でのタッグとなる。

フィロメーヌ役 レティシア・カスタ
Laetitia Casta

1978年生まれ。15歳でスカウトされ、モデルとしてキャリアをスタート。ヴィクトリアズ・シークレットの“エンジェル”を務め国際的に注目を集める。100以上の雑誌のカバーを飾り、イヴ・サンローランやシャネルなど数々のトップブランドに起用されるスーパーモデルとして活躍。女優としても出演作を重ね、ラウル・ルイス監督『Les âmes fortes』(01)、パトリス・ルコント監督『歓楽通り』 (02)、蔡明亮監督『ヴィザージュ』 (09)などに出演。『ゲンスブールと女たち 』(10)ではブリジット・バルドー役を演じ セザール賞助演女優賞にノミネートされた。2016年、初監督作『En moi』が第69回カンヌ国際映画祭にてスペシャル・スクリーニングされる。パートナーでもあるルイ・ガレル監督・主演作『パリの恋人たち』(19)では主人公の元恋人役を好演している。

オーギュスト役 ベルナール・ル・コク
Bernard Le Coq

1950年生まれ。1967年、『Les grandes vacances』(67)でデビュー以来、実に150本以上もの映画に出演。1992年にはモーリス・ピアラ監督『ヴァン・ゴッホ』(91)でセザール賞最優秀助演男優賞に自身初のノミネートを果たす。2003年、『記憶の森』(02)での好演が認められ同映画祭で最優秀助演男優賞を受賞。また2005年のカンヌ国際映画祭にもノミネートされた『隠された記憶』(06)にも出演。その後も『La conquête』(11)、『La dernière campagne』(13)などの作品で数多くの賞をノミネート、受賞を果たす。

フェリシエンヌ役 フロランス・トマサン
Florence Thomassin

1966年生まれ。デビューからこれまで数多くのテレビドラマやテレビ映画に出演。『Une affaire de goût』(00)で2001年のセザール賞最優秀助演女優賞にノミネートを果たす。その他の出演作に『唇を閉ざせ』(06)、『ロング・エンゲージメント』(04)、『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編』(09)などがある。

監督:ニルス・タヴェルニエ
Nils Tavernier

1965年生まれ。1977年、父であるベルトラン・タヴェルニエ監督の『Des enfants gates』(77)で俳優デビュー。ディアーヌ・キュリス監督『女ともだち』(83)、『パッション・ベアトリス』(87)、クロード・シャブロル監督『主婦マリーがしたこと』(88)、ミロス・フォアマン監督『恋の掟』(89)、『L.627』(92)、『ソフィー・マルソーの三銃士』(94)などに出演。その後、ドキュメンタリー作品の監督として活躍。パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏を追った『エトワール』(01)は、日本でも大ヒットを記録する。長編劇映画は『オーロラ』(06)、 『グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子』(14)に続き三作目となる。